夏キャンプも安心!キャンプ場にいる毒虫の生態と対策解説!対策グッズも!

*本記事には一部プロモーションを含みます

夏キャンプの大敵は「暑さ」と「虫」ですね。ベテランキャンパーでもこの2つを避けるために夏をオフシーズンにしている方も多いです!しかし暑さと虫をクリアすれば夏もキャンプは楽しめます!前回は「暑さ対策」に引き続き今期は「虫対策」を解説していきたいと思います。最後までご覧いただければ嬉しいです。

暑さ対策に関してはこちらの記事を参考にしてください。

よかろーおやじ

さてと!
じゃ行ってくるバ~イ♪

かえるくん

夏は暑いし虫が多いけど
キャンプするんだー

よかろーおやじ

逆に言うと
夏キャンプは暑さ対策と虫対策すれば
とても快適ばい!

かえるくん

虫苦手💦

よかろーおやじ

かえるなのに…(~_~;)

今回の記事のポイント

・毒虫が好む場所をしりそこを避けてキャンプする

・夏の毒虫の種類と特性を知り対策する

・毒虫を避ける服装を知ろう

・毒虫に刺された際の対応と準備をしよう

・防虫対策グッズで快適な夏キャンプを!

目次

キャンプ場に生息する毒虫たち

毒虫の種類別活動時期

キャンプ場に生息する毒虫としては蚊・ブヨ・アブ・スズメバチ・ムカデの5種類が主です。これらの毒虫の発生時に関しては以下の通りです。

種類活動時期活動場所症状
4月~10月
7月~9月がピーク
活動気温22℃~30℃ 
水辺・水たまり付近
草むら
日陰
かゆみ 発疹
感染症の原因になる
ブヨ3月~10月
6月~9月がピーク
水のきれいな渓流などに生息激しい痒み 腫れ
(ポイズンリムーバー使用が有効)
アブ4月~9月
6月~9月がピーク
活動気温18℃~30℃
湿地 草原など開けた場所
林間 など
腫れ 痒み 痛み

(ポイズンリムーバー使用が有効)
スズメバチ5月~11月
7月~10月がピーク
低地から低山 
(種類により違いあり)
激しい痛み 腫れ
*アナフィラシキーショック
(ポイズンリムーバー使用が有効)
ムカデ5月~6月湿った場所激しい痛み 腫れ しびれ
*アナフィラシキーショック
(ポイズンリムーバー使用が有効)
*2度目に刺された場合はより注意が必要です

毒虫を出来るだけ避けてキャンプしよう

高原など気温の低いキャンプ場を選ぶ

これらの毒虫のうち気温が低い場所には発生しないものも多いです。キャンプ場は出来るだけ高原など気温が比較的低いキャンプ場を選ぶと虫との遭遇も少なくなります。

水辺や湿地を避けてテントを張る

水辺や湿度を好む毒虫も多いです。テントの設営は水辺から離れた場所や水たまりなどが無い場所を選びましょう。

虫よけをしてから水辺で寛ごう

また同様の理由で草むらになど足元が見えない場所に入るのは避けましょう。

服装

服装にも気を付けましょう。出来るだけ露出の多い服装は避けましょう。また服や帽子の色は黒など濃い色のものは虫を寄せ付けたり攻撃されることがあります。出来るだけ薄い色の服装や持ち物を使いましょう。

上記の対策を行った上で虫よけスプレーなどの対策グッズを使うことでより快適にキャンプを楽しめます。虫対策グッズに関しては後半でまとめてご紹介しますね。

毒虫の種類別の対策

ではそれぞれの毒虫を避ける対策と刺された場合の対応はどうしたらよいのでしょうか。

蚊は水たまりや草むらや日陰に潜んでいます。刺されるとすぐにかゆみがあり赤く盛り上がる発疹がでます。かゆみは比較的早く収まりますが感染症の媒介もありますので対策はしっかり行いましょう。

よかろーおやじ

蚊は甘く見ると感染症の原因になるから
要注意バイ!

対策

なるべく肌の露出を避けましょう。蚊は黒や紺色など濃い色を好むので服の色は白や黄色など明るい色を着用すると良いです。肌の露出が避けられない箇所には虫よけスプレーを使用しましょう。

もし刺されたら

濡れタオルや冷水をあてて患部を冷やしてかゆみをしずめましょう。かゆみがひどい場合は患部を洗いステロイド外用剤を塗り治療しましょう。

ブヨ

ブヨ(ブユ)は1~5mmの丸みのあるコバエのような体つきをしています。春から夏にかけて水辺付近で発生。蚊と違い皮膚を咬み破って吸血します。蚊よりも毒性があり刺されてから半日から一日後に激しい腫れやかゆみが発生します。朝晩がブヨの活動時間なので気を付けましょう。

対策

長袖・長ズボンで肌が露出しないようにしましょう。ブヨは足元を刺すことが多いので靴下を履いてガードすると良いです。また暗い場所を好むので服装は黒や紺色を避けて白や黄色など明るい色を選びましょう。

もし咬まれたら

ブヨに刺されたらブヨの唾液に含まれる毒素で皮膚に激しい炎症がでます。かゆみ・腫れがなどの症状が出たときは十分な強さのステロイド外用剤をつかって炎症をおさえましょう。ポイズンリムーバーの使用も有効です

アブ

アブは日本国内に100種類ほど生息しています。その中で吸血するのは10種ほどです。6月から9月に活動のピークを向かえる種類が多いです。水辺や森林などキャンプやレジャーなど夏場に出かける場所で発生するので気を付けましょう。口器が鋭く皮膚を破って吸血しますので咬まれると痛みを伴います。

対策

アブは赤や黒・紺などの濃い色を好んで集まる習性があります。キャンプ場や水辺で遊ぶ際は薄い色の服や帽子をかぶることで対策になります。

もし咬まれたら

アブの唾液に含まれる成分でかゆみや痛み腫れが2~3週間続きます。咬まれた直後にポイズンリムーバーなどで吸い出すことが効果的だといわれます。

スズメバチ

対策

黒っぽい服装はスズメバチの天敵である熊と勘違いされ攻撃してきます。またバッグやサングラスなどの持ち物も同様です。黒っぽい服装や持ち物は避けるようにしましょう。

スズメバチを引き付ける匂いのものは避けましょう。甘い香りの食品や飲み物を放置しないようにしましょう。また整髪料や柔軟剤の香りに引き付けられることもあるようですので気を付けてください。

スズメバチが近くに飛んできても騒がずにゆっくりその場を離れるようにしましょう。

おやじの経験上スズメバチにはこれも効果ありです。

よかろーおやじ

ほかの虫にも有効らしいが
スズメバチがサイトに来た時に出したら
来なくなったそ!(個人の感想です!)

もし刺されたら

その場をゆっくり離れましょう。その後冷たい流水で患部を洗い流しながら毒と血液を絞り出します。毒を吸い出すのにポイズンリムーバーが有効です。痛みや腫れは保冷剤や水などで冷やし市販の抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を塗りましょう。

気分が悪くなったり息苦しくなったときはアナフィラシキーの恐れもあるためすぐに医療機関で受診しましょう。

ムカデ

ムカデは乾燥に弱く湿った場所を好みます。ゴキブリなどの害虫を食べる益虫の側面もあるので殺してはいけないとい方もいます。ですがキャンプ場でみかけた際は放置するのも危険なので処分しても良いと思います。基本的には臆病な虫ですが誤って踏んでしまったりすると反撃されますので注意しましょう。暗く湿気の多い場所を好むので靴の中に潜んでいる場合もあります。キャンプ場で靴を履くときには注意しましょう。

対策

ムカデをサイトで発見した場合は慌てずトングなどの長いものでつまむようにしましょう。駆除する場合は50℃以上のお湯をかけるか洗剤をかけると良いでしょう。

もし咬まれたら

すぐに水で患部を洗いましょう。十分洗った後にポイズンリムーバーで毒を吸い出すのも有効です(口では吸わない!)。その上で市販の抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を塗りましょう。アナフィラシキーショックの症状が出た場合はすぐに救急車を呼びましょう。

虫対策グッズ

スプレータイプ(肌用)

虫よけスプレータイプでは忌避効果の高い成分「ディート」を含むものが効き目が高いといわれています。蚊・ブヨの他にノミなどにも効果があります。林間や登山など草木に囲まれた環境での使用に最適です。

こちらのサラテクトリッチ30はディート配合量が多く「第2種医薬品」になっています。マダニやトコジラミにも効果があります。

こちらはアース製薬とコールマンのコラボ商品です。こちらもディート配合で虫よけ効果は高いです。ミストタイプがお好みの方にはおすすめです。

小さな子供さんとのキャンプにはオーガニックな虫よけがおすすめです。

ハッカ油があれば自分でも虫よけスプレーが作れます!天然由来で安心安全な虫よけです!

虫よけハッカ油スプレーの作り方

〇準備するもの

・ハッカ油 3~4滴

・無水エタノール 10ml

・水90ml

・スプレーボトル (100均などの100mlサイズ)

〇作り方

100ml用のスプレイ容器に水90mlを入れる

ハッカ油3~4滴を入れ無水アルコールを10ml入れる

良く振って混ぜれば出来上がり

おやじも愛用中です!
よかろーおやじ

無水アルコールが無い場合は
消毒用エタノールでも代用できるぞ!
使用時に良く振って混ぜて使おう!

かえるくん

スーとして
涼しいなぁ♪

空間用虫よけ

主にテント内の空間用の虫よけとしておすすめです!

テント周りにスプレーすればテントを蚊から守るタイプのものもあります。ただし芝サイトでは芝を枯らすともいわれていますので芝以外のサイトでの使用をおすすめします。

線香タイプもおすすめです。林業のプロも使用する「パワー森林香」はキャンパーの間ではあまりにも有名ですね。

よかろーおやじ

線香タイプはやはり
虫よけとしては有効やね
おやじは2か所以上で焚いてるぞ!

虫に刺された場合の対応グッズ

ポイズンリムーバー

ポイズンリムーバーを使用する際の注意点

・刺されてからといって慌てず動き回らないで冷静に対処しましょう

・出来るだけ刺された(咬まれた)直後に使用しましょう。2分以内が効果的だといわれています

・蜂や毒蛇に咬まれた場合は3分以上吸引しましょう

ポイズンリムーバーは多くのメーカーから発売されています。代表的なものを2種紹介しますね。

こちらは救急セットが同梱になっているポイズンリムーバーです。これ一つあれば安心ですね。

よかろーおやじ

口で毒を吸い出すと非常に危険!
歯ぐきや口腔内の傷口から毒素が
体内に入る危険性があるぞ!

かえるくん

ポイズンリムーバーは
携帯必須だね

塗り薬

医療用と同じ成分配合の軟膏です。すぐにかゆみを抑えたい場合に有効です。

まとめ

・夏のキャンプ場には毒虫対策が必要

・毒虫によってはアナフィラシキーショックを起こすものも

・毒虫の特性を知ってしっかり対策をしよう

・対策を行えば安全にキャンプを楽しめる

・対策としては以下の通り

・キャンプ場は涼しい高原を選ぶと虫は少ない

・テント設営場所は水辺や湿気の多い場所から離れたサイトを選ぶと比較的虫は少ない

・服装は出来るだけ肌の露出を避けましょう

・また色は黒など濃い色は避け白や黄色など薄い色を着ると虫を寄せ付けません

・虫よけスプレーなどの対策グッズを駆使すればより快適に

・万が一刺された場合の対策としてポイズンリムーバーや塗り薬なども準備しておこう

いかがでしたか!虫よけ対策をしっかり行って快適な夏キャンプを過ごしましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます!皆様のお役に立てれば幸いです!

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