少しキャンプに慣れてくると「冬こそキャンプのベストシーズン」と感じるキャンパーの方多いと思います!おやじもはじめは「冬にキャンプなんて寒いだけ」と思っていましたが今は「寒さ対策」をしっかり行えばキャンプ場もすいているしゆっくり出来て楽しめると思っています。冬ならではのギアも楽しめますしね!
寒さ対策をしっかりすれば楽しい冬キャン。ストーブや寝袋は準備したけどどんな服装でいけば分からないという初心者の方も多いと思います。今回は冬キャンの服装について書いていこう思います。
レイヤリングを知ろう
レイヤリングって何?
重ね着のことやね
ただ重ねるだけじゃなくて
その重ね方が大事ばい
冬キャンプの服装で大事なのは「レイヤリング」つまり重ね着です。重ね着することで空気の層を作り体温が外に逃げにくくなります。単に厚着をするのではなく考え方を知ることで適切なレイヤリングで動きやすく暖かく過ごせます。レイヤリングはベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーの3つから構成されます。
ベースレイヤー
いちばん肌にふれるインナーのことです。ベースレイヤーは保温性・吸水性・速乾性が求められます。冬とはいえテントの設営中は汗もかきやすいです。綿やレーヨンは吸水性はありますが乾きにくいためベースレイヤーには向きません。また化繊のヒートテックも保温性は高いですが速乾性はありませんので汗がそのまま冷えてかえって体を冷やすことになりがちです。速乾性・吸湿性の高いメリノウールや化学繊維の物を使うと良いですね。
アウトドアメーカーが扱うメリノウール商品は品質はもちろん良いと思いますが高額です。そこまではベースレイヤーにお金をかけきれない方はワークマンに¥1900~¥2900で販売しているものもあります。正直これでも十分だと思います。
メリノウールって
どんな素材?
メリノ種という羊からとれる羊毛で
繊維が細かく肌触りがいいんだ
吸水速乾性も高く最高級のウールといわれとるばい
スポーツ用の冬用ベースレイヤーも結構使えます。おやじはこれ使っていますが若干締め付けはきついですが💦
ベースレイヤーは保温性と
速乾性が大事だぞ!
ミドルレイヤー
ベースレイヤーの上に着る空気の層を作る保温性の高いウエアがミドルレイヤーには最適です。また通気性もあるものがさらに良いです。薄手のフリースやインナーダウンがミドルレイヤーには最適です。その日の気温に合わせてミドルレイヤーを2枚重ねるなど工夫しましょう。時間帯で気温差が激しい場合にはミドルレイヤーを一枚脱ぐなどして調整しましょう。写真はおやじお気に入りのモンベルのフリースジャケット。薄手でミドルレイヤーに最適です。袖口に親指を出す穴があり手首までしっかり保温してくれます。
同じ商品をAmazonなどで調べましたがでてきませんでしたので同じようなミドルレイヤーの商品を紹介しておきますね。
薄手のフリースや
インナーダウンが空気を
含んでくれるんだな
アウターレイヤー
防水性と防風性を備えた素材のジャケットがアウターレイヤーには最適です。内部の保温効果を最大限に引き出します。ゴアテックスなど撥水性のある素材は雨や雪に強いのでおすすめです。ナイロン素材も良いのですが焚火をする場合は火の粉に強い難燃素材のジャケットだと焚火で穴が開きにくいので良いと思います。
高額なブランドものでなくても防水性と防風性があれば大丈夫ですよ。おやじはここでもワークマンのマウンテンジャケットを利用しています。
ミドルレイヤーとアウターレイヤーがセットになったものもあります。おやじが昔買ったミドルレイヤーとアウターレイヤーがセットになったマウンテンパーカー。アウターとインナーのダウンが取り外し出来て便利ですよ。昔なので中のミドルレイヤーのダウンが大きくもこもこですがお気に入りで今も使っています。
空気の層を作ることで
保温効果が高まるんだな
防寒小物
ウエア以外にも寒さを和らげるためには小物が必需品になります。小物を上手に取り入れてお洒落も楽しみながら防寒対策をしたいものです!
帽子
フード付きのアウターなどでカバーもできますが冬のお洒落アイテムでもある帽子は実用性も兼ねて取り入れたいですよね。定番として人気なのがニット帽。また近年では耳もカバーできるパイロットキャップが人気です。
ネックウォーマー
首元をしっかりと保温することで体温をしっかり維持できます。ネックウォーマーはマフラーよりもフィット感がありテント設営などの作業の際にも邪魔になりません。耳や目から下を覆えるネックウォーマーも暖かくて良いですね。
靴下
防寒靴は防水性があり、ソックスは保温性が高いものを選びます。ベースレイヤー同様にメリノウールがおすすめです。メリノウールは高級素材ですがワークマンではメリノウール60%の物がお手頃に手に入りますのでおすすめです。
メリノウール優秀だな
また就寝時にはダウンや化繊のレッグカバーがあればさらに暖かく快適睡眠できますよ!
手袋
キャンプで使う手袋としては難燃性の物や登山用が防寒性・実用性ともに優れていますがおやじ的には汚れても気にならない化繊のスマホ対応のものなどで良いと思っています。ワークマンの手袋はコスパも良く使いやすいと思います。また洗い物などが冬場は厳しいので防水性を持つ手袋を重宝して使っています。雪中でのテント設営にも便利です。
まとめ
冬のウエアリングとしては、ベースレイヤー・ミドルレイヤー・アウターレイヤーの役割を知り気温に応じて適切な素材の物を身につけることが大事。また頭・首元・足元・手元を小物でカバーすることでさらにぬくぬくできます。素材的には保温性に合わせて防水性もあると野外で過ごすキャンプではさらに実用性が高く便利です。
いかがでしたか。冬のウエアリングのポイントを知っていると必要以上に重ね着しなくても暖かく過ごせますね。適切なウエアリングで楽しい冬キャンプを過ごしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます!皆様のお役に立てれば幸いです!