*本記事は一部プロモーションを含みます
「秋はバイクキャンプにちょうどいい季節!」
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
真夏の暑さも落ち着き、日中はバイクで走っていても気持ちいい。焚き火も楽しめるようになり、私自身も秋は大好きなキャンプシーズンです。
ただし、気をつけたいのが朝晩の冷え込みと標高による気温差です。
私は8月末に阿蘇・くじゅうへ2泊3日のバイクキャンプに出かけました。
初日に宿泊したのは、標高900mを超える高原にある「ゴンドーシャロレー」。

昼間の気温は33℃ほどあり、Tシャツと短パンでも暑いくらいでした。
ところが夜になると気温は20℃程度まで低下。
「まだ8月だし大丈夫だろう」とTシャツと短パンのまま過ごしていると、かなり寒く感じました。
寝るときもフリース素材のインナーシュラフだけ。
念のためワークマンの「洗えるフュージョンダウンライトジャケット」と「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」を持ってきていたのですが、着ずに寝てしまったため、夜は寒さを感じながら寝ることになりました。
そこで翌日の「くじゅうエイドステーション」では、同じフリースのインナーシュラフにフュージョンダウン上下を着用。
今度は快適に眠ることができました。
また、日中の阿蘇・くじゅうのツーリングはTシャツ+長袖のメッシュジャケットで快適でしたが、標高1,300mを超える牧ノ戸峠付近まで上がると、8月末でも肌寒く感じました。
この経験から改めて感じたのは、
「バイクキャンプの寒さ対策は秋になってからでは遅い」
ということです。
特に阿蘇やくじゅうなど標高の高い場所へ行く場合は、夏の終わりから防寒装備を意識しておいた方が安心です。
この記事では、実際にバイクキャンプを楽しんでいる私の経験をもとに、秋のバイクキャンプで気をつけたい寒さ対策や服装、寝袋、防寒ギアについて紹介します。
「秋にバイクキャンプへ行きたいけど、どのくらい寒さ対策をすればいいの?」
そんな方の参考になれば幸いです。
秋のバイクキャンプは想像以上に寒い!
秋は暑すぎず寒すぎず、バイクキャンプには絶好のシーズンです。
しかし実際にキャンプツーリングをしていると、自宅を出るときの気温だけでは判断できない難しさがあります。
特に注意したいのが、標高・昼夜の寒暖差・バイクの走行風です。
標高が高くなると気温が下がる
阿蘇やくじゅうには、標高の高いキャンプ場やツーリングスポットがたくさんあります。
一般的に標高が100m高くなると、気温は約0.6℃下がるといわれています。
単純計算では、標高1,000mなら平地より約6℃低くなることになります。
実際、8月末に標高1,300mを超える牧ノ戸峠付近を走ったときも、Tシャツ+長袖のメッシュジャケットでは少し肌寒く感じました。

「まだ夏だから大丈夫」ではなく、標高の高い場所へ行くときは季節を一歩先取りした服装を準備するくらいがちょうどいいと感じています。
昼と夜の気温差に注意
秋キャンプでは、昼間の最高気温だけを見て服装や寝具を決めないようにしています。
高原のキャンプ場では日が落ちると一気に気温が下がることもあるからです。
昼間は半袖で過ごせても、夕方から防寒着が必要になることがあります。
そのため出発前には、最高気温だけではなく最低気温もしっかり確認することが大切です。
バイクは走行中の寒さにも注意
キャンプ場だけでなく、バイクで移動している時間の寒さにも注意が必要です。
バイクは走行中、常に体に風を受けます。
さらに標高が上がったり夕方になったりすると、昼間は快適だった服装でも寒く感じることがあります。
だから秋のキャンプツーリングでは、最初から厚着するよりも、必要なときに1枚追加できる服装が便利です。
秋のバイクキャンプで実践している寒さ対策
私が秋のバイクキャンプで意識しているのが、重ね着(レイヤリング)です。
寒くなったら1枚追加できる服装にする
秋は昼間と朝晩の気温差が大きいため、気温に合わせて脱ぎ着できる服装が便利です。
そこで私が使っているのが、ワークマンの「洗えるフュージョンダウンライトジャケット」と「洗えるフュージョンダウンライトパンツ」です。


購入したのは約2年前ですが、現在も秋冬のキャンプで活躍しています。
薄手なので重ね着しやすく、使わないときは比較的コンパクトに収納できます。
キャンプ場で寒くなったときの防寒着として使えるだけでなく、寒い夜はそのまま着て寝ることもできます。
実際、8月末のくじゅうエイドステーションでは、フリースのインナーシュラフとフュージョンダウン上下を組み合わせて快適に眠ることができました。
「キャンプ場で着る+寝るときにも着る」
ひとつの装備を複数の場面で使えるところが、荷物を増やしたくないバイクキャンプでは便利だと感じています。
最低気温を基準に防寒装備を変える
私の場合、秋キャンプの装備を考えるときはキャンプ場の最低気温をひとつの基準にしています。
これまでの経験では、最低気温が20℃前後なら、
フリースインナーシュラフ+フュージョンダウン上下
がひとつの目安です。


一方、最低気温が18℃くらいまで下がる予報なら、インナーシュラフから本格的なシュラフへ切り替えます。
もちろん、寒さの感じ方には個人差があります。
服装やマット、テント、風などによっても体感は変わるため、20℃・18℃という数字は私自身の経験をもとにした目安として考えてください。
寒い夜を乗り切るための就寝対策
秋キャンプでは服装だけでなく、夜の就寝装備も重要です。
私の場合は「秋だからこの寝袋」と季節だけで決めるのではなく、最低気温と積載方法を考えて寝具を選んでいます。
積載に余裕があれば3シーズン化繊シュラフ
最低気温が18℃くらいまで下がってきたら、3シーズン用の化繊シュラフを使っています。
使用しているのは、NANGAとアウトドアショップOrangeの別注モデル「アルピニスト800」。
購入したのは5年以上前なので、現在販売されている同名モデルとは仕様が異なる可能性があります。
長年使ってきた私の感覚では、15℃前後なら安心して快適に使えるシュラフです。
これはメーカー公表の快適温度ではなく、あくまで私自身の使用感です。
化繊シュラフは収納するとそれなりの大きさになるので、積載に余裕があるキャンプで使っています。
よかろーおやじ化繊は濡れにも強いから
良かね♪
バイクなら4シーズンダウンシュラフ
バイクキャンプでは、4シーズン用ダウンシュラフ「NANGA×QUICKCAMP 750STD」を使用しています。
「秋なのに4シーズン用?」
と思われるかもしれません。
普段使っている3シーズン用化繊シュラフ「アルピニスト800」と収納状態で並べてみると、意外にも通常の収納袋に入れた状態では大きさにほとんど差がありませんでした。
しかし、ここで大きく違うのがシュラフとしての性能と圧縮のしやすさです。
NANGA×QUICKCAMP 750STDは4シーズン対応で、3シーズン用の化繊シュラフより寒い時期まで使うことができます。
それでいて通常収納時の大きさは、私が所有しているアルピニスト800とほぼ同程度です。
また、ダウンは押さえると小さくなるので、ツーリングバッグに積載するときには、周囲の荷物である程度圧縮しながら収めることができます。
私は専用のコンプレッションバッグを使用していませんが、実際の積載ではこの「潰して収められる」という点が便利だと感じています。
つまり私の場合、
「収納袋のサイズが圧倒的に小さいからダウンを選んでいる」のではなく、同程度の収納サイズでより寒い時期まで対応でき、積載時の自由度も高い
というのが4シーズンダウンシュラフをバイクキャンプで使っている理由です。
実際に最低気温0℃程度のキャンプでも使用したことがあり、ヒートテック+厚手のスウェット、マットを組み合わせることで暖かく眠ることができました。
秋から冬まで長く使えるので、寒い時期のバイクキャンプでは頼りになるシュラフです。

通常収納ではサイズはほぼ同じ。
それでも対応できる気温には大きな差があります。
シュラフだけでなくマットも重要
寒い時期のキャンプでは、シュラフだけでなく地面からの冷え対策も忘れてはいけません。
いくら暖かいシュラフを使っていても、体の下側は中綿が体重でつぶれるため、地面からの冷えの影響を受けやすくなります。
そこで重要になるのがマットです。
私はバイクキャンプでエアマットを使っています。
空気を抜けばコンパクトになるので、寝心地だけでなく収納性の面でもバイクキャンプとの相性がいいと感じています。
秋から冬の就寝装備は、
シュラフ+マット+服装
この3つをセットで考えるようにしています。
バイクキャンプは防寒性能と積載性のバランスが重要
秋になって気温が下がると、夏キャンプに比べてどうしても荷物が増えます。
シュラフ、防寒着、マット……。
「あれも必要、これも必要」と積んでいると、あっという間にバイクの積載スペースがいっぱいになります。
そこで私が意識しているのが、
防寒性能・積載のしやすさ・ほかの用途にも使えるか
の3つです。
フュージョンダウンならキャンプ場で着るだけでなく、そのまま寝ることもできます。
ダウンシュラフなら秋から冬まで使用できます。
エアマットなら地面からの冷えを防ぎながら、小さく収納できます。
車でのキャンプなら「念のためこれも持って行こう」ができますが、バイクでは積載できる量に限界があります。
だからこそ、単純に小さいギアを選ぶだけではなく、ひとつの道具をできるだけ有効に使うことが大切だと感じています。
実際に使っている秋のバイクキャンプ寒さ対策ギア6選
ここからは、私自身が実際のキャンプで使っている寒さ対策ギアを紹介します。
単純に「暖かいもの」を選ぶのではなく、バイクキャンプでは防寒性能と積載のしやすさ、使い勝手のバランスも重視しています。
① フリースインナーシュラフ
夏の終わりから秋口に活躍しているのが、フリース素材のインナーシュラフです。
本来はシュラフの中に入れて保温力を補うアイテムですが、まだそれほど寒くない時期なら単体でも使用できます。
最低気温20℃前後なら、私の場合はフュージョンダウン上下との組み合わせがひとつの目安です。
本格的なシュラフを持っていかなくてもいい時期なので、荷物を減らせるのもメリットです。
② ワークマン 洗えるフュージョンダウンライトジャケット・パンツ
約2年前に購入し、現在も秋冬キャンプで使っている防寒着です。
薄手で重ね着しやすく、キャンプ場での防寒着としてはもちろん、そのまま寝るときにも使えるのが便利。
8月末のくじゅうエイドステーションでは、フリースインナーシュラフ+フュージョンダウン上下で快適に眠ることができました。
「キャンプ場で着る+寝るときにも着る」という使い方ができるので、荷物を増やしたくないバイクキャンプでも重宝しています。
③ NANGA アルピニスト800
積載に余裕があるキャンプで使用している3シーズン用の化繊シュラフです。
NANGAとアウトドアショップOrangeの別注モデルで、購入したのは5年以上前。
現在販売されている同名モデルとは仕様が異なる可能性があります。
長年使用してきた私の場合は、15℃前後なら安心して快適に使えると感じています。
なお、これはメーカー公表値ではなく、あくまで私自身の使用感です。
現在も秋キャンプでは現役ですが、化繊なので収納するとそれなりの大きさになります。

※現在販売されているアルピニスト800は、私が所有している旧モデルとは仕様が異なる可能性があります。
④ NANGA×QUICKCAMP 750STD
寒い時期のバイクキャンプで使用している4シーズン用ダウンシュラフです。

3シーズン用の化繊シュラフ「アルピニスト800」と比べると、通常の収納サイズはほぼ同じ。それでも、より寒い時期まで対応できるのが大きなメリットです。
また、ダウンは押さえると小さくなるため、ツーリングバッグの中では周囲の荷物である程度圧縮して収納できます。
実際に最低気温0℃程度のキャンプでも使用しており、秋から冬まで使えるバイクキャンプの頼れるシュラフです。
詳しい使用感は別記事でレビューしています。

⑤ ENUOTEKエアマット
シュラフと一緒に考えたいのがマットです。

ENUOTEKのエアマットは、空気を抜けばコンパクトに収納できるため、バイクキャンプでも持って行きやすいのが魅力です。
寝心地だけでなく、地面からの冷え対策としてもマットは重要。
シュラフだけを暖かくするのではなく、体の下側からの冷えにも備えるようにしています。
ENUOTEKエアマットについても、実際の使用感を別記事で詳しく紹介しています。

⑥ 小型電動エアポンプ
直接体を暖める道具ではありませんが、バイクキャンプでは小型電動エアポンプも重宝しています。
エアマットへの空気入れに使えるほか、対応する圧縮袋を使えば衣類などをコンパクトにまとめることもできます。
秋になると防寒着など夏にはなかった荷物が増えるため、
「増えた防寒装備をどう小さくするか」
という視点もバイクキャンプでは重要です。
暖かい装備を揃えるだけでなく、それをどう積載するかまで考えるのがバイクキャンプならではだと思います。
こちらのエアポンプは別記事で詳しく紹介しています。

秋のバイクキャンプは最低気温を確認してから出発しよう
秋のバイクキャンプへ出発する前に、私が特に確認しているのが最低気温と標高です。
最高気温だけを見て「暖かそうだから大丈夫」と判断するのではなく、
- キャンプ場周辺の最低気温
- キャンプ場の標高
- 昼と夜の気温差
- ツーリングルートの標高
- 風や天候
まで確認しておくと安心です。
特にバイクの場合は、キャンプ場がそれほど寒くなくても、途中で標高の高い峠を走ることがあります。
そのためキャンプ場だけでなく、行き帰りのルートまで含めて防寒対策を考えるようにしています。
「これでギリギリ大丈夫」ではなく、寒くなったらもう1枚追加できるくらいの余裕を持たせるのがおすすめです。
まとめ|秋のバイクキャンプは寒暖差への備えが大切
秋はバイクキャンプを楽しむには最高の季節です。
真夏のような暑さが和らぎ、ツーリングも気持ちよく、キャンプ場では焚き火も楽しみやすくなります。
一方で注意したいのが、昼と夜の寒暖差や標高による気温の変化です。
私自身、8月末の阿蘇・くじゅうキャンプで「まだ夏だから大丈夫」と思っていたところ、夜になって予想以上の寒さを経験しました。
それ以来、季節だけで判断せず、最低気温を確認して防寒装備を決めるようにしています。
特に積載量に限りがあるバイクキャンプでは、
防寒性能・積載のしやすさ・脱ぎ着のしやすさ
を意識した装備選びがポイントです。
そして寒さの感じ方には個人差があります。
この記事で紹介した20℃や18℃という数字は、私自身の経験をもとにしたひとつの目安として参考にしてください。
秋のキャンプツーリングへ出発する前には、最高気温だけでなく最低気温と標高をチェックする。
そして「少し寒くなっても大丈夫」と思える装備を準備しておく。
しっかり寒さに備えて、気持ちのいい秋のバイクキャンプを楽しみましょう!

