*本記事は一部プロモーションを含みます
キャンプ用の寝袋を選ぶとき、ダウンシュラフと化繊シュラフのどちらにするか迷ったことはありませんか?
ダウンは軽量コンパクトで保温性に優れる一方、価格が高くなりがちです。
その点、化繊シュラフは比較的手頃な価格で購入でき、湿気や水濡れにも強いという魅力があります。
私が5年前に購入したのが、NANGA(ナンガ)のOrange別注モデル「アルピニスト800」です。
購入当時は車でのソロキャンプが中心でしたが、その後バイクキャンプを始めたことで、寝袋に求める条件も変わってきました。
実際に長く使ってみると、気に入っている部分もあれば、購入前には分からなかった弱点もあります。
特に気になったのは、公表されている快適温度と実際の体感の違いです。
この記事では、アルピニスト800を5年使ってきた私が、暖かさや寝心地、収納性などを正直にレビューします。
同じく所有しているNANGA×QUICKCAMPのダウンシュラフとの比較も紹介しますので、寝袋選びの参考にしていただければ幸いです。

よかろーおやじ今回は
NANGA×Orange別注モデルのシュラフ
「アルピニスト800」のレビューバイ!
かえるくん別注モデル?
NANGAの別注モデルとは、アウトドアショップや他のブランドがNANGAと共同で企画した特別仕様の商品です。通常モデルとは中綿や生地、カラーなどが異なり、価格を抑えたモデルもあります。Orange別注のアルピニスト800や、NANGA×QUICKCAMPのシュラフなどが代表例です。
よかろーおやじと、いう事ばい!
別注モデルの方が比較的
リーズナブルにNANGAの商品を
購入できると評判バイ♪
かえるくんへーそうなんだね
よかろーおやじ5年間使用して感じたことを
正直にレビューするバイ♪
NANGAアルピニスト800とは?
アルピニスト800は、国内アウトドアブランドNANGA(ナンガ)が製造する化繊シュラフです。
私が購入したのは、アウトドアショップ「Orange(オレンジ)」の別注モデル。

NANGAといえばダウンシュラフのイメージが強いですが、アルピニスト800には化学繊維の中綿が使われています。
化繊シュラフの魅力は、ダウンに比べて湿気や水濡れの影響を受けにくく、比較的扱いやすいことです。
アルピニスト800の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | Orange別注 NANGA アルピニスト800 |
| メーカー | NANGA(ナンガ) |
| 中綿 | 化学繊維(ポリエステル) |
| 公表快適温度 | 約0℃ |
| 公表下限温度 | 約−6℃ |
| 重量 | 約1,400g |
| 収納サイズ | 約φ19×40cm |
| 対応身長 | 約180cmまで |
| 参考価格 | 約19,800円(筆者購入時) |
※上記は確認した販売モデルの参考スペックです。私が5年前に購入した製品とは、素材や仕様が変更されている可能性があります。購入時は販売ページの最新情報をご確認ください。
アルピニスト800を購入した理由
購入の決め手になったのは、価格と保温性能のバランスでした。
当時、NANGAのダウンシュラフは価格的に少しハードルが高く、もう少し手頃なモデルを探していました。
そんなときに見つけたのが、Orange別注のアルピニスト800です。
公表快適温度0℃というスペックに魅力を感じましたし、何よりNANGAのシュラフを使ってみたいという気持ちもありました。
NANGAアルピニスト800を使って感じた4つのメリット
実際に5年使ってきて、アルピニスト800には次のような魅力を感じています。
① 化繊なので湿気や水濡れに比較的強い
アルピニスト800の大きなメリットは、化繊シュラフならではの扱いやすさです。
ダウンシュラフは濡れると羽毛がまとまり、保温力が低下しやすいという弱点があります。
一方、化繊の中綿はダウンに比べて水分の影響を受けにくく、湿気の多い環境でも扱いやすいのが特徴です。
キャンプでは、朝露やテント内の結露などで寝具が湿ってしまうこともあります。
もちろん、化繊だからといって濡れても問題ないわけではありませんが、ダウンほど神経質にならずに扱えるのは魅力だと感じています。
② 寝心地は十分満足できる
長く使ってきましたが、寝心地について大きな不満はありません。
化繊の中綿には適度なボリュームがあり、春から秋のキャンプでは快適に眠れています。
ただし、暖かさについては少し注意が必要です。
公表されている快適温度は0℃ですが、私の場合、実際に快適だと感じるのは10℃前後。
この点については、後ほど詳しく紹介します。
③ 価格とスペックのバランスが良い
アルピニスト800を選んだ理由の一つが、価格とスペックのバランスです。
NANGAのダウンシュラフと比較すると、比較的購入しやすい価格帯だったことが魅力でした。
もちろん、化繊シュラフには収納サイズや重量の面で弱点もあります。
それでも、NANGA製のシュラフを手頃な価格で購入できるという点には魅力を感じました。
春から秋のキャンプを中心に使うのであれば、十分選択肢になると思います。
④ NANGAブランドへの信頼と永久保証
もう一つ、アルピニスト800を気に入っている理由が、NANGAというブランドへの信頼感です。
購入当時からNANGAのシュラフには憧れがあり、価格やスペックだけでなく、ブランドそのものに惹かれた部分もありました。
そして、購入の後押しになったのが、NANGAの永久保証です。
NANGAでは、自社で製造した寝袋について、期間を限定せずに修理を受け付けるアフターケア制度を設けています。
Orange別注のアルピニスト800も、NANGA製造品であれば修理サービスの対象となります。
ただし、永久保証といっても、すべての修理が無料になるわけではありません。修理内容によっては費用が発生し、製品の状態によっては修理できない場合もあります。
それでも、長く使うことを前提に修理の相談ができるのは、購入する側にとって安心材料の一つです。
私自身、5年使ってきた今でも、こうしたアフターケアへの取り組みはNANGAを選んで良かったと思えるポイントです。
※NANGA公式のアフターケアについては、公式サイトで詳細を確認できます。
https://nanga.jp/after-care/sleeping-bag
NANGAアルピニスト800を使って感じた3つのデメリット
気に入っているアルピニスト800ですが、実際に使ってみると気になる部分もあります。
① 公表快適温度0℃は私には少し厳しい
アルピニスト800の公表快適温度は0℃です。
しかし、私が実際に使って感じた快適な温度は、10℃前後でした。
もちろん、寒さの感じ方には個人差がありますし、着用する服装や使用するマットによっても変わります。
それでも、私自身の経験からすると、公表快適温度0℃を目安に寝袋を選ぶのは少し不安があります。
特に秋の高原キャンプでは、日中が暖かくても夜間は想像以上に冷え込むことがあります。
アルピニスト800を使うなら、予想最低気温に余裕を持たせた方が安心です。
② 収納袋に入れるのが少し大変
もう一つ気になるのが、収納するときの手間です。
アルピニスト800は化繊の中綿にボリュームがあり、収納袋へ押し込むのに少し苦労します。
寝袋を丸めて収納しようとしても、なかなか思うように小さくなりません。
撤収時に急いでいると、少し面倒に感じることもあります。
慣れれば収納できるものの、毎回簡単に片付けられるというわけではありません。

③ バイクキャンプでは収納サイズが気になる
アルピニスト800は化繊シュラフなので、収納サイズは決してコンパクトとは言えません。
車でのキャンプが中心だった頃は気になりませんでしたが、バイクキャンプを始めてからは少し大きく感じるようになりました。
とはいえ、積載量を比較的確保しやすいCT125(ハンターカブ)なら、ギリギリ積載できるサイズです。
徒歩キャンプや積載スペースの少ないバイクでは、少し扱いにくいかもしれません。
NANGAアルピニスト800は晩秋から冬でも使える?
アルピニスト800は、春から秋の3シーズンで使いやすい化繊シュラフだと感じています。
ただし、晩秋から冬にかけて気温が下がる時期には、追加の寒さ対策が必要です。
私自身、公表されている快適温度0℃よりも、10℃前後が快適に眠れる目安だと感じています。
インナーシュラフや重ね着で寒さを補う
私は寒さ対策として、フリース素材のインナーシュラフも購入しています。
寝袋の内側に入れることで、肌触りが良くなり、保温性を補うことができます。
また、寒い夜にはフリースなどを着用して、体を冷やさないようにしています。
ただし、インナーシュラフや重ね着だけで、冬の低温に十分対応できるとは限りません。
特に氷点下が予想されるキャンプでは、より保温性に余裕のある寝袋を選ぶ方が安心です。

寝袋だけでなくマットの断熱性も重要
寒い時期のキャンプでは、寝袋の暖かさだけでなく、地面からの冷えを防ぐことも大切です。
いくら暖かい寝袋を使っていても、マットの断熱性が不足していると、背中側から冷えてしまいます。
マットを選ぶ際は厚さだけでなく、断熱性能を示すR値なども参考にしたいところです。
私もキャンプでは、季節や積載量に応じてエアマットとクローズドセルマットを組み合わせるなど、寝床づくりを工夫しています。
マットに関してはこちらの記事で詳しく解説してます。

NANGAアルピニスト800はバイクキャンプに向いている?
結論から言うと、アルピニスト800はCT125(ハンターカブ)でのバイクキャンプにも持って行けるサイズだと思います。
出典:Amazon
ハンターカブは比較的積載量を確保しやすいバイクなので、収納サイズが大きめのアルピニスト800でも、工夫すればギリギリ積載できるサイズです。
ただし、私の場合、季節によってシュラフを使い分けています。
NANGA×QUICKCAMPとの違いは収納サイズよりも保温性能
私が所有しているもう一つのシュラフが、NANGA×QUICKCAMPのダウンシュラフ「750STD」です。
このモデルは650FPのリサイクルダウンを1,280g使用し、公表コンフォート温度は−5℃。冬キャンプにも対応する4シーズン用のシュラフです。
ただし、ダウンシュラフとしては収納サイズがやや大きめなのが特徴です。
ところが、保温性能のスペックには明確な違いがあります。
| 比較項目 | アルピニスト800 | NANGA×QUICKCAMP 750STD |
|---|---|---|
| 中綿 | 化繊 | リサイクルダウン650FP |
| 公表快適温度 | 0℃ | −5℃ |
| 収納性 | 圧縮しにくい | 押し込むと小さくなる |
| 私の使い分け | 春〜秋 | 冬 |
※公表温度は各製品の表記に基づいています。測定条件が同じとは限らないため、数値差がそのまま体感の差になるわけではありません。
収納袋に入れた状態では、2つのシュラフの大きさにそれほど差はありません。

ダウンの方が膨らむため、写真では若干大きく見えます。
ただし、ダウンシュラフは押し込むことで小さくできるため、バイクへの積載時には収納スペースを有効に使えます。
コンプレッションバッグを使えば、さらに小さくできる可能性もありますが、こちらはまだ試していません。
収納サイズは大きく変わらなくても、保温性能のスペックには明確な違いがあるということです。

春から秋は化繊、冬はダウンを使用
私の場合、春から秋のキャンプではアルピニスト800を使い、冬はNANGA×QUICKCAMPのダウンシュラフを使用しています。
アルピニスト800は、湿気や水濡れに比較的強く、扱いやすいところが魅力です。
一方、冬キャンプでは保温性能が何よりも重要です。
アルピニスト800は公表上の快適温度が0℃ですが、私の体感では10℃前後が快適に眠れる目安。
そのため、冬キャンプでアルピニスト800を単体で使うことは考えていません。
収納サイズが若干小さいだけでも、より高い保温性能を備えたNANGA×QUICKCAMPの方が、冬のキャンプには適していると感じています。
バイクキャンプではコンパクトさも大切ですが、収納サイズだけでなく、使用する季節に合った保温性能を選ぶことが重要ですね。

NANGAアルピニスト800はどんな人におすすめ?
5年使ってきた経験から、アルピニスト800は次のような方におすすめしたいシュラフです。
- 春から秋を中心にキャンプを楽しむ方
- ダウンよりも湿気や水濡れに強い化繊シュラフを選びたい方
- 収納サイズよりも価格や扱いやすさを重視する方
- NANGAブランドのシュラフを比較的手頃な価格で使ってみたい方
特に、車でのソロキャンプや、積載スペースに余裕があるキャンプスタイルとの相性は良いと思います。
一方、荷物をできるだけコンパクトにしたいバイクキャンプや、氷点下になるような冬キャンプでは、ほかのシュラフも比較して選びたいところです。
私自身、アルピニスト800の使い勝手には満足していますが、公表されている快適温度0℃をそのまま信じて寒い時期に持ち出すのはおすすめしません。
シュラフ選びでは、カタログスペックだけでなく、実際に使う場所の気温や自分の寒さへの強さも考えることが大切ですね。
まとめ|アルピニスト800は扱いやすい3シーズン用シュラフ
今回は、NANGAのOrange別注モデル「アルピニスト800」を5年使ってきた感想を紹介しました。
私が特に気に入っているのは、化繊ならではの扱いやすさと、NANGAブランドへの信頼感です。
購入当時は、価格と保温性能のバランスにも魅力を感じました。
一方で、実際に使ってみると、公表されている快適温度0℃よりも、10℃前後の方が快適に眠れるというのが私の感想です。
また、バイクキャンプを始めてからは、収納サイズも気になるようになりました。
それでも、春から秋のキャンプで使う化繊シュラフとしては、十分満足しています。
アルピニスト800は、冬の厳しい寒さに対応するためのシュラフというよりも、扱いやすさを重視して3シーズンを楽しみたい方におすすめしたいモデルです。
シュラフはキャンプの快適さを大きく左右する道具です。
ぜひ、使用する季節やキャンプスタイルに合った一枚を選んでくださいね。


